数年前、知り合いに勧められて読み始めた進撃の巨人。
たまに読み返したりするのですが、つい先日も1巻から読み返してみることにしました。
その1巻で感じたことがあったのでこの記事でシェアしたいと思います。
嫌な経験は願望を明らかにする
普段の生活で嫌な出来事って起こりますよね。
私は嫌な出来事を「嫌な事」だとは捉えないようにしています。もちろんその瞬間は嫌な気持ちになったりもしますがそれを引きずったりその出来事に執着することはありません。
というのも嫌な経験を通して感情を味わうことで、逆に何が望みなのか?が明らかになるからです。
凍えるほど寒い日に「寒いなー」って嫌な経験をした時には、「温まりたい」という願望が同時に生まれているはず。
そう考えると、自分の願望を明確にするためには嫌な出来事、嫌な経験、嫌な感情を味わうことはありがたいことだとも言えるわけです。
話を進撃の巨人に戻すと、、、
エレンは1巻で衝撃的な嫌な経験をしています。そこで願望と言うか誓いを立てるわけですが、、、
この出来事は物語の終盤でも語られている通り「エレンにとって必要な出来事だった」と言えます。その経験をしたからこそ、その後の行動を起すことが出来たからです。
もし嫌な思いをしていても、、、
もし今現在あなたが嫌な経験をしていたり、嫌な思いをしていたとしても、、、
それは後々になったときに振り返ってみると、「必要な出来事」だったと思える時が来るかもしれません。
むしろ、その出来事のおかげで人生を好転させることが出来た「転機」だったと思えるかもしれません。
何が起こるか分からないのが人生。
現状だけを見てジャッジをするのはまだ早いと思います。一つ一つの経験が自分自身の血肉となり今後の人生に活きるものだと思います。
いま、嫌な思いをしていても大丈夫です。
その経験を通して、自分は何を望んでいるのか?が明確になるタイミングだからです。
その経験から何を学びますか?そして、何が願望ですか?
一歩引いてみて、冷静になって自分と対話してみることをお勧めします。
進撃の巨人を読み返してそんなことを思いました。
チャンチャン(笑)
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