閉店したパン屋さんなんてどうでも良いって気持ちも分からなくはないけど、、、

これは「花束みたいな恋をした」という映画のシーンなんですが、、、

菅田将暉さん演じる「麦」と有村架純さん演じる「絹」。

この麦と絹はめちゃくちゃ相性が合うというか読んでいる本の好みも似てたりとっても仲良し。

二人で暮らすことになって、家が駅から数十分歩かなきゃいけない。

その通り道にパン屋があって、その焼きそばパンが二人はお気に入りでした。

でも麦の仕事が忙しくなってすれ違い生活に、、、

そんな中、絹はいつのまにかあのパン屋さんが閉店していることに気付く。

絹はそのことを麦に伝えたくてLINE。

でも麦は仕事で忙しい。まさに我を忘れて一心不乱に働いている。そこで絹から「パン屋さんがなくなった」というLINEがきても、、、

正直麦にとっては「どうでもいい話」に感じたんでしょうね。

そっけなく返事。

それに対して絹もしっくりこない反応。

あんなに仲良かったのにすれ違っているなーっていう描写です。

あるあるだと思う。。。

こういうシーンって私たちの日常にもあふれているなーって。

昔は大切にしていたことが、どんどん大切に感じなくなってしまう。

映画を見る時間がもったいなく感じたり、本を読む時間がなかったり。

そんなことよりも仕事などやらなきゃいけないことが山積みで毎日フル回転って感じ。

何回見ても絹目線で見ちゃう映画です(笑)

でもたぶん、それは今の自分だからそういう目線で見れるけど、、、

それこそ仕事を始めたばかりの頃は麦みたいな感じだったんだろうなーって(笑)

個人的に好きなシーンは麦と絹が初めて会った日かな?絹が家に帰ったときに、そこにはいつも通りの家の騒々しさがあって、、、

耳をふさぎながら「あー、もっとこの余韻に浸っていたいのに」的な発言をするシーン。

この気持ちわかるなーって(笑)

はい、とても良い映画です。

おすすめです。

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