最近思うこと。
それは、
「意思決定を早くしたい」
ということ。
アッパーな人はみんな口をそろえて意思決定を早くすることの重要性を説いているように感じます。何をアッパーというか定義があいまいではありますが、、、笑
実際に私の尊敬する先生も意思決定がめちゃくちゃ早い。
そこで意思決定を早くしていきたい理由を自分なりに考えてみようと思いこの記事を書くことにしました。
なぜ意思決定を早くしたいのか?
まずはなぜ私が意思決定を早くしたいのかについて。
実は正直な話、、、意志決定を早くしたい理由は私自身分かりません(笑)
というのも私の今までの経験で言うと、何かを乗り越えた人は、まだそれを乗り越えられない人の事を見たときに「なぜ乗り越えられないのか?」という理由が分かると思うんですよね。
例えば自転車が乗れるようになった人が、まだ乗れない人の事を見れば何で自転車に乗れないのか?が分かるんじゃないかなって。
プロの整体師であれば素人のマッサージを受けたときに、「あっ、これは手で押していて体重がのってないな」ってことが分かるんですよね。
意思決定の早さについても理屈はこれと全く一緒だと思っていて、、、
アッパーの人たちは「ある壁」を乗り越えているからアッパーなわけですよね。「ある壁」を乗り越えた人たちが意思決定の早さが大事だと説いているわけです。
そこにあまり共感できていなかった過去の私がいて、それはまだ意思決定の早さの重要性に本当の意味で気づいてないからだと思うんです。
つまり今の私は「ある壁」を乗り越えられていない状態だから、意志決定を早くすることの本当の意味を知らないんだなと。
ということは、まだ自分には分からないけどアッパーな人が重要だと思っている「意思決定を早くすること」を行動していくことでアッパーな人たちの価値観に変化していくのではないかと。もし価値観の変化を実感したころには私もアッパーの仲間入りをしているのではないかと(笑)
これが私が意思決定を早くしたいと思っている理由です。
意思決定を早くするメリデメの話
では早速意思決定を早くすることについて理解を深めていきたいと思います。
まずは意思決定を早くすることのメリットやデメリットについて。
なぜ意思決定を早くするのか?本当の理由が腹落ちしていないにもかかわらずメリットやデメリットに語るという矛盾(笑)そもそもこれらのことをメリットやデメリットだと思っているから理解できていない説もありますが、、、笑
意思決定を早くすることのメリットとは?
意思決定を早くするメリットって何でしょう?
思いついた要素をあげてみると
- 結果が出るのが早い
- 時間を有効に使うことが出来る
- 脳のエネルギーを消費しなくて済む
あたりではないでしょうか。
これらのメリットについて一つずつ深掘りしていきたいと思います。
結果が出るのが早い
当たり前ですが意思決定を早くすることで結果が出るのが早くなります。
結果が早く出ることで、その結果に対する改善も早くできるってことになりますね。
治療院を経営していて改善の重要性はめちゃくちゃ感じているので改善の回数が増えるのはインパクトが大きいなーって思いました。
これってつまり、チャレンジの回数も増えることになりますよね。
たくさんチャレンジ出来て、たくさん改善できる。このメリットだけでも意思決定を早くしたくなるし、逆に意思決定を遅らせる理由てあるの?って思っちゃいました(笑)
時間を有効に使える
意思決定を早くすることで時間を有効に使うこともできますよね。
ついつい忘れてしまいがちですが、時間は有限です。私たちには必ず人生の終わりがやってくるわけで。
これは結果が出るのが早くなるというメリットとイコールな気もしますが、時間は有限であるからこそ意思決定を早くして少しずつでも前進していったほうが良いですね。
脳のエネルギーを消費しなくて済む
意思決定を先送りにするとそのことが頭の中に残っていてずっと気になっている状態になりがちですよね。
これは脳のエネルギーを無駄に消費していることになるので非常にもったいないなって思います。
私の先生は、「これはいついつまで先送りにする」という意思決定をその場ですると言ってました。期限を切って先送りすることで忘れてしまえるので脳のエネルギーを無駄に消費することもなくなります。
これは先送りにしているのですが、「先送りにして一旦忘れる」という意思決定をしているわけで、、、
そう考えると、意志決定を早くすることはめちゃくちゃメリットがあることが分かります。
意思決定を早くすることのデメリットは?
では反対にデメリットについても考えていきましょう。
意思決定を早くすることのデメリットとして
- 間違った判断をしてしまう
- プレッシャーやストレスを感じる
- コミュニケーションミスが起こる
あたりでしょうか。
1つずつ考察していきましょう。
間違った判断をしてしまう
意思決定を早くすることのデメリットとしてまず思い浮かぶのはこれでしょうね。
素早く意思決定をして判断を間違えてしまったらどうしよう?という不安ですね。
では判断を間違えてしまう理由を深掘りしてみると、
- 情報不足
- 分析不足
という2つの不足問題が出てきますよね。
情報が出そろっていて、その情報を加味して分析をした結果、意志決定をすれば間違った判断をするリスクを抑えることが出来そうです。
ということは、意志決定をする前にどんな情報を手にしていて、どんな情報が足りないかを把握する必要がありそうです。
またその情報をもとに分析をする時間も必要そうですよね。
これは私の先生も言ってましたね。
いま意思決定できないんだったら、必要な情報が出そろうのがいつなのか?それが明確ならそこまで先送りにして情報が出そろった時点で意思決定をすれば良いって。
逆にいつ情報がそろうのかが分からない状況であれば、いますぐ意思決定をしようが、時間をおいてから意思決定をしようが情報量に変わりはないので結局決定するアウトプットも同じってことになりますよね。
それであればわざわざ遅らせる必要はないのでいますぐに意思決定しようという判断になりますね。
うん、これは納得できますね。これは私自身すごくわかるなーって思います。
私が意思決定しづらいときって情報が足りないことが多いなって思いました。
例えば友達数人で「ご飯どこに食べに行こうか?」って話になるとしますよね。ここで私に話を振られてもすぐに意思決定しにくいんです。
それはなぜかというと、そのメンバーの誰が何が好きか?という情報不足。今どのくらいお腹がすいてるか?が分からないという情報不足。どのくらい時間的な余裕があるか?という情報不足などなど。。。
とにかく情報が少なくて意思決定できないってことはあるなって思いました。
その一方で、、、
全ての情報が出そろうのを待っていたら時間のロス問題も出てくるわけです。
なのでこのあたりはバランスを見ながら意思決定をしていくしかないんでしょうね。
プレッシャーやストレスを感じる
この判断で良かったのかな?って自分の意思決定に自信が持てないこともあるかもしれませんね。
そんな意思決定に自信が持てないときは周囲のプレッシャーやストレスを感じることもありますよね。
先ほど言ったように情報不足とか分析不足を解消しつつ自分の意思決定に自信を持つとか、周囲の反応を気にしないというスキルも必要になってきそうですね。
例えば課題の分離などですよね。自分の意思決定に対して周りがどう感じるか?どう評価するかは相手の課題であり自分自身はコントロールできない範囲なので気にしないことが重要になってくるかと。
コミュニケーションミスが起こる
これは意思決定の早さ以外にも様々な要因があると思いますが、、、笑
でもまぁ、情報が不足している中で意思決定をしなければいけないときもありますよね。そんな時に周りのメンバーはもっと慎重に意思決定をしたいという方もいるかもしれません。
慎重に意思決定をしたい人と、素早く意思決定をしたい人では価値観や考えていることに相違が生まれる可能性があるのでコミュニケーションミスが起こりそうですね。
これは日頃からコミュニケーションをとってお互いの価値観を共有しておくことが大切だと思います。
意思決定を早くする方法
ここまで早く意思決定をすることのメリットとデメリットについて考察してきました。
これは私の性格でもあると思うのですが、ストレングスファインダーでいうところの「慎重さ」という資質が1位に来る私にとって情報不足とか分析不足とか周囲とのコミュニケーション不足で起こる不調和を嫌う傾向にありますね(笑)
だから早く意思決定をすることに抵抗があったんだなーって妙に納得しました。
とはいえデメリットをうまくケアしながらメリットを最大限生かしていくことは大事だと改めて感じました。
そこで意思決定を早くする方法について私なりに深掘りしていきたいと思います。
意思決定を早くする方法として、
- 優先順位を明確にする
- 締め切りを作る
- 簡単な意思決定から始める
あたりが良いのではないかなと。
優先順位を明確にする
選択肢を迫られたときに優先順位が明確になっていれば意思決定を早くすることが出来るはずです。
私の場合は、原則としてこれ以上スタッフを雇用しないということを決めています。私にとってスタッフを雇用しないという優先度はとても高いです。
経営計画を立てるときや日々の意思決定において、あらかじめ「スタッフを雇用するという選択肢は排除されている」状態なので残りの選択肢から意思決定をするだけで済みます。
このように優先順位を明確にしておくことで意思決定を早くすることは出来そうですよね。
これは先ほどデメリットの所で話題になった情報不足とか分析不足を解消してくれる可能性があります。
あらかじめ自分の価値観を明確にしておくこと、その上で優先順位も明確にしておくことで無駄な選択肢を省き必要な情報を絞り意思決定を早くすることが出来るんだなーってことに気付きました。
アッパーな人たちは即断即決できるくらい自分の価値観や優先順位が明確になっているのかもしれませんね。
締め切りを作る
これはパーキンソンの法則などと呼ばれ有名な話ですね。締め切り効果って呼ばれたりもします。
夏休みの宿題のような(笑)
締め切りが迫ってくると勝手に行動してしまう。つまり意思決定してしまうということですね。
期限を決めずにダラダラと意思決定を先延ばしにするくらいなら、バシッと締め切りを作ってその締め切りに間に合う形で意思決定をするのも一つの手だと思います。
これはもうやるか?やらないか?の話だと思うので、締め切りを作ってしっかりと期日を守ろう。って話ですね。
簡単な意思決定から始める
何事も大きいことから始めると挫折してしまいます。
例えば筋トレとかも典型ですよね。いきなり初日から腕立て伏せ100回、腹筋100回、スクワット100回とかやったら怪我をしてしまうかもしれませんし次もやろうなんて思えないですよね。
いきなり大きいことから始めるのは挫折の原因となります。
意思決定も一緒だなって。
大きい出来事とか、重要な出来事の意思決定を早くしようと思うとハードルが高くなかなか意思決定するのが難しいと思います。
まずは小さい事、簡単な事から意思決定を早くするのは良いのではないかと思います。
例えば、
- どんな服を着るか?
- ランチを何にするか?
- いつ美容室に行くか?
- 次の休みは何をするか?
など。
いやー、こう考えると人生って本当に意思決定の連続ですね(笑)
もし意思決定をした結果、その判断がミスだったとしても気にならないような事柄から意思決定を早くする練習をするのが良いですよね。
間違っても傷が浅いような選択ですね。
小さくて簡単なことから意思決定を早くする練習をしていくと、徐々に意思決定が早くなると思います。
慣れてきたら大きな事柄や難しい判断が迫られるシーンでも素早く意思決定が出来るのではないでしょうか。
「意思決定をしない」という意思決定
ここまで意思決定を早くすることの重要性について考えてきました。
最後は「意思決定をしない」という意思決定というテーマにしたいと思います。
単刀直入に言うと「ルーティン」ですね。
何も考えずにあらかじめ決めておいたことを淡々とこなす。つまり、意思決定をせずに行動をするという意思決定をして何も考えずに淡々と行動し続けることです。
私の場合は、朝の5時~9時まではルーティンが決まっています。
朝起きて「何しようかなー?」って考えることはありません。もうすでに決まっているからです(笑)
9時以降は治療の仕事なのか?経営者の仕事なのか?休みなのか?によって変わってくるのですが、9時前は基本的に同じ動きです。
そしてここまで話してきたような、意思決定を早くするメリットとデメリットを理解し、意思決定を早くする方法を実践していくと最終的にこの「ルーティン」という領域になってくるんじゃないかな?と思いました。
意思決定を早くしたいと言いながら、意思決定をしなくても済む方法という話題で締めくくるという、、、笑
何ともな終わり方ですが、この記事を書いたことで私なりに意思決定を早くすることの重要性を再認識できたし、あらかじめ意思決定をしておいてあとはその意思決定に従って何も考えずに淡々と行動するルーティンの強力さも理解できました。
意思決定について、この記事が少しでも参考になったら嬉しいなって思います。
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